新学期を迎えた年少さんの娘
3月、4月は少し気持ちが不安定でした。
少しだけゆっくり話す時間を意識して作りました。
お友達と何して遊んでいるの?
お昼ご飯はおいしかった?
お昼寝はよく眠れた?
と日常の話をしてから
朝、クラスのお部屋の前で
泣いちゃったけどどんな気持ちだったの?
と聞きました。
何度か聞いたものの
はっきりと気持ちが分かる答えはありませんでした。
それでも答えてくれただけよかったと思いました。
そんなある時、自分から
「お友達と離れることが寂しい」
「離れたくなくて泣いちゃった」
と教えてくれました。
まだ小さいけどお友達の大切さを感じていたんだと思うと
心がじんわりと温かくなりました。
彼女なりに目の前の出来事を受け止め前に進んでいたことが分かりました。
新年度になり
仲が良かったお友達は別のクラスに、
今まで自分の好きな服を着ていたのが制服に代わり
彼女の小さな心の中は混乱していたのでしょう。
それを泣いてみたり、嫌だと抵抗してみたりして
発散していたんだと今思えばよくわかり
「頑張ってるね」と認めてあげたいです。
慣れてきたら新しいお友達とも
仲良くなり楽しいことが待ってるから
今は自分のペースで進んでいってね。
ママの力がほしい時はいつでも言ってね。おもいっきりあげるよ!
だから私も
娘からの問いかけには
手を止めて目を見ながら応えていきます。
子どもとはいえ、大人と同じように緊張や不安を感じます。
だからこそ子どもの気持ちになって考えてみれば世界が違って見えます。
相手の立場で考えることの大切さを感じたお話でした。
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