昇格・昇進を決める昇格試験において、面接はほぼ100％行われていますよね。
そんな面接の場で的確な答えを返し、見事に昇格を果たしている人にはいくつか共通点があり、
せっかくの昇格のチャンスを生かすためにも昇格試験に受かる人の思考についてお伝えします。
考えが共通していれば、昇格試験は受かる可能性が高いし、反対に「違うと思っていた」という場合は、
少し考え方を変えてみた方が良いかもしれません。それではご覧ください。
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そもそも、昇格したいのか？
昇格試験を受ける動機は人それぞれです。
昇格をすれば、やりがいが出ますし、もちろん昇給もある一方、責任も大きくなるという覚悟も必要です。
「収入を増やしたい」「みんな受けているから」という動機もあるかと思いますが、面接ではそうしたものよりも、
仕事への熱意、モチベーションが求められます。
「昇格し、今よりもやりがいを感じて働きたいから」
「ゆくゆくは、会社を引っ張っていきたい」
会社としては、昇格に値する人間を合格させたいので
「会社のために何をしてきたのか？」「会社のために何が出来るのか？」
という純粋な考えが評価に繋がってくると思います。
昇格後のビジョンを語る
昇格試験の動機ともなりますが、それではあなたが昇格したら一体、会社にどんなメリットがあるのでしょうか。
具体的にそのビジョンを考えていきましょう。
「部署が抱える○○という問題を解決する」
「生産効率・品質保証を向上させる」
という具体的な目標・ビジョンを語りましょう。
「年功序列」にとらわれない
会社によっては、「年功序列」を重んじている社風の会社もあります。私の働いている会社もそんな感じです。
特に、一般社員から管理職への昇格試験では、ある程度のキャリア又は年齢が受験資格になってくる事も多いでしょう。
ただし、それはあくまで制度の話です。
「自分は○歳だから、これくらいできれば充分」と自分の能力の限界を決めるのではなく
「自分は○歳だけど、このくらい仕事を出来る様になりたい」と自己成長に繋がるマインドを意識していきましょう
経済、政治分野への関心を常に持つ
昇格試験の面接では、会社をとりまく経済状況、業界に影響する政治動向など、
時事的な問題についても質問をされるかもしれません。考え方としては、昇格試験前だからいそいそと経済新聞を読むのではなく
日ごろからそうしたビジネスニュースに敏感に反応していく事が大切です。
「にわか」知識では、突っ込まれたときに面接官に見破られてしまいます。
部署・会社全体を俯瞰してみる
昇格試験の面接を受ける際についつい自分の能力・実績をアピールしてしまいがちです。
大切なのはその先で、あなたがいかに会社や部署の事を考え、積極的に貢献していく姿勢があるかという事です。
自分の仕事をがむしゃらにやることも大切ですが、それは、新入社員や若手での話。
昇格試験を受けるならば、会社や部署がどうあるべきか？という大きな視点を持ちましょう。
競合他社の動向や業界全体の動きに目を光らせる事も大切です。
ストレスをため込まないマインドを持とう
昇格試験に合格する人の多くは、ちょっとやそっとの事では、へこたれない強い精神の持ち主です。
会社に勤めていれば、無理な要求、理不尽な叱責を喰らったりと、納得のいかない場面は多々あります。
昇格すれば間違いなく今よりストレスは増える事を考えておいてください。
ストレスに耐えきれないようでは、昇格出来ても鬱になってしまします。実際に、昇格したら鬱になってきた人を見たことがあります。
大切なのは、そうしたストレスとの付き合い方です。
ある程度受け流してしまえる耐性を持つこと、ストレス発散法を持っていれば、その時間を削らないように時間配分が求められます。
メンタルコントロールについて私は、出退勤時の車移動30分の中で好きなYouTubeを聞いて新たな発見を求める様にしています。
最後は「人柄」がものを言う
昇格試験の面接で最も大切なのは
「この人物をリーダーにしたい」「もっと責任のある仕事をしてもらいたい」
と面接官に感じてもらう事です。特に管理職候補として昇格試験に臨む場合、部下の心をつかめるだけでの器があるかというものも大きな判断材料になります。
それは、数字や大きさで測れるものではなく、人と人、対面でのコミュニケーションで伝わるものです。ですから必要以上に媚びたりすることなく、
あなたの熱意・誠実さが伝わるように素直に話す事を心がけましょう。
以上、昇格試験の面接に臨む心構えとして、参考になれば幸いです。
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