どうしたら伝え方がうまくなるのか…
結論から話す事が大事であると、何度も伝えられてきましたが、言葉を伝えるとは、一見するととても簡単でシンプルな事の様に思えます。。
しかし、言い回しや微妙なニュアンスの違いによっては、相手が不快感を覚えたたり、時には自分が意図していなかった方向へ話が進んでしまいます。
それほど言葉の一つ一つが繊細で扱いが難しいのです。
もっと上手に伝えられるようになるには…
事実としていえるのは、伝え方はいくらでも上手くなります。
伝え方のコツを学び、日々の実践をする事で誰でも上手く伝えられるようになるのですが
人は、少し楽な方に逃げてしまう生き物です。
成果がすぐに出れば継続できますが、伝える力は中々成果として見えにくいので
継続が難しいと思います。
誰でも実践できる伝えるコツを紹介しますが、日々の有意識で取り組む事で数か月後、数年後に成果として現れるものだと
思いますので、いかに意識して取り組み続けられるかが今後の大事になってきますね。
伝え下手でも改善できる、すぐに実践できる伝え方のコツ
伝え方は、筋力トレーニングの様なものです。
仮に筋力トレーニングを始めたばかりの人が、急に100kgのバーベルを持ち上げてくださいと言われても、まずできません。
バーベルを持ち上げるためにコツコツ毎日トレーニングを続け、積み重ねていく事が成功への近道です。
相手に何を伝えに来たのか、話す前に考える癖をつける
今日あった出来事を一部始終報告して相手に全く伝わらなかったって事ありませんか?
今すぐにこれを相手に伝えたい・話したいという思いばかりが先走り、頭の中が整理が出来ていない状態・まとまっていない状態で
話を始めてしまう場合、話をしている途中で自分でも途中から何を話ししているのか分からなくなる事があります。
話す前にまずは考えるという癖をつけるだけで、少しずつ改善をしていくでしょう
結論・理由・提案・端的な話し方を身につける
まずは結論から話せっと一度はどこかで聞いた事のあるセリフです。
当たり前ですが、言葉を伝える時に、必ず相手がいます。
伝えるという事は、相手に自分の言葉を理解してもらう事です。
理解をしてもらうためには、相手にわかりやすく話をする必要があります。
そこで意識していきたいのが、結論・理由・具体例という話し方を強く意識する事です。
慣れない人には窮屈に感じる伝え方ですが、わかりやすく話をするために
なるべく端的に話す必要があります。重要な話を伝える時こそ、この伝え方を意識すべきです。
まず、質問には一言で返せるように訓練する
私の経験上あまり意識しすぎるとダメなので、質問に対しては一言で答えるよう訓練するとよいでしょう。
例えば「この資料提出遅れそうかな?」と質問された場合、どのように返しますか?
「この資料提出おくれそうかな?」
「すみません。遅れます」(結論)
質問については、自分の返答を一言で述べる事だけを意識するだけで、グッと端的に話をすることができます。
その後の展開で、相手が疑問を持つでしょう。
「遅れるのは分かった。しかし、なぜ遅れるんだ?」
「○○だからです」(理由)
ここで初めて、聞かれたことに対して結論(の理由)を話せば良いのです。
これならば必然と結論から話せることになるので、端的で相手にも伝わりやすいです。
一言で返せない場合こうなるかも
「この資料提出遅れそうかな?」
「いやー、ちょっと今日明日残業で時間が取れなくって」
「だから提出できるのか結論を聞いているんだ」
確かに言い訳をしたくなる気持ちはわかりますが、相手からしてみれば
提出が出来るのかどうか結論を聞きたいだけなので巣。
自分の常識を当たり前だと思わない
特に自分の職場では当たり前のように使っている専門用語も一歩外に出たら誰しもが知らない言葉となります。
自分の発している用語があたかも世間の誰しもが知っている当たり前の言葉だと思わないようにしましょう。
相手にわかりやすく伝える努力をする
相手が理解しやすいように、難しい言葉をいかに嚙み砕いて伝えられるのかという事も人に言葉を伝える上で重要です。
それは、相手の事を考え、思いやる事にも繋がります。また、何かを伝える時には、必ず相手の反応を見ながら話すように心がけましょう。
相手が自分の話を理解してくれていうのかどうか、また自分の伝え方に誤りがないかどうかを、相手の反応を見ながら話す事により
双方での認識のずれを未然に防ぐことができます。
伝えるという事は、相手がいて初めて成り立つコミュニケーションです。
まず第一に相手の事を思いやり、相手の事を考えて言葉を伝える様に心掛けましょう。
まとめ
最も重要な事は、相手に言葉を伝える前に、必ず考える癖をつけるという事です。
また、考える癖をつける事と、以下の様な伝え方を身につける事により伝える力をつけていきましょう。
継続は力なり、諦めずに取り組みましょう。
- 結論・理由・提案・端的な話し方を身につける
- 自分の常識を当たり前だと思わない
- 相手にわかりやすく伝える努力をする
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